陰キャのネオニート(元)が、ロードバイクトレーニングを記録するブログ

適当に出るレースに向けて、ローラー台を使用したZWIFT中心のパワートレーニングをしていきます。

第1回 三芳町クリテリウム に参加してきました。あえて書きますが、ものすごく危険なレースでした。

ツール・ド・東入間 第1回 三芳町クリテリウム フレッシュマン に参加してきましたー。

 

 

結果はですね。

DNF。

落車巻き込まれです。

ローリングスタートが終わってすぐに大落車。

骨折者も出ています。

(腫れからみて、おそらくそう。救護の人も折れてると言っていました)

ヘルメットを割った人もいました。

 

リザルトを見る限り、少なくとも7人は再出走できず?

再出走した人を含めれば10人くらい落車していたかもしれません。

 

私は擦過傷が少しと、腰を痛め、フォークと前輪が逝きました。

(買ったばかりなのにねえ。。。)

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どうやら前の人のペダルが丁度フォークと前輪のスポークに挟まれて盛大に逝ったようです。

 

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来年あるかわかりませんが、注意喚起のためにもいろいろ書いておきます。

 

受付時から、「バイクで待機所に誘導するから受付前で待っていて」と言われたにもかかわらず「やっぱり自分で待機所で行って」と変更されたり、なんだか行き当たりばったり感はこの時点でありました。

 

そこからまあ普通に待機場所までいって、問題なくスタート位置まで行き、スタートまで待機。その間、初心者のかたらしく前輪のホイールが前後逆に付いている、等注意されている方などがおり、このレースは本当に初心者向けであることを再確認。

 

さて、時間になりスタートしたわけですが、ローリングスタート時点で、正直めちゃめちゃ怖かった。

そもそも、あの道幅で80人は多すぎる。(実際は70人の出走)

安全にレース出来るのは、20人がいいところじゃないですかね。

スタート時、私は一番前を陣取っていたにもかかわらず、どんどん抜いてくるし、ラインを守らず割り込んでくる人多数。

私が恐怖で位置を譲ってしまったしことも問題なのですが、リアルスタート直前には真ん中とかそれより後ろくらいまで番手を下げました。

そもそも一番右端にいたのに、少し空間が空いたらどんどん右から人が入ってきて最終的には真ん中よりの位置になりましたし。

 

この時点で嫌な予感しかしていなかったのですが、リアルスタートと同時に、速度が上がった瞬間、前方の人がスピード上げるのに必死だったのか、バランスを崩して接触。(私から見ると二人前くらい?)

左右はギチギチに詰まっており、逃げることが出来ず、延長線上の人は全員落車するしかない状況でした。(結果、大人数の落車)

私は左右に逃げたら被害が広がるかも、と思ってそのまま突っ込みましたが、どうやら左右に避けられて、押しだされて落車した人もいました。

(押し出した人が悪いって話じゃありません、それだけ危険な状況だったということです)

 

しかし、スタート直後のストレートでの落車は想定外でした。

(運営も走者も誰も想定してなかったと思いますが)

コーナーはかなり危険な気がしていたので、気をつけようと思っていましたが、リアルスタートと同時というのは、大分想定外ですし、まあ想定していてもその位置にいたら駄目なものは駄目だったんですが。

ローリングスタートで番手を下げてしまったので、半周くらいは様子みて、一気に追い上げようとおもっていたんですが。。。。

 

そもそもローリングスタートがいつからか1.5週になったのですが、安全のためといってますが、結果的には、これがかなり危険だったと思います。

前述の通りみなさんの意識がローリングスタートで集団走行を慣らすというよりは、ローリングスタートで良い位置を取ろうとして、どんどん前に前にと人が詰まっていくからですね。そんな状況に誰も注意することはありません。

幅広のサーキットレースなどでは十分に効果があると思いますが、今回のような狭い道路ではむしろ逆効果な印象でした。

 

ローリングがない、もしくはローリングを短くスタートしていれば、そこまでギチギチにならないで、早い人は早めに抜け出して、遅い人は遅れるので、すぐに脚力で分かれたかもしれません。(以前参加したCSCクリテがまさにそんな感じになったイメージ)

 

こんなのは、すべて結果論ですが、本当にレース初めてって人もかなり多いみたいでして(一応募集要項としてはそういう話になっているし)、注意喚起が足りなすぎたかなと思います。

ラインは守れといっていましたが、もっと厳しく言っても良かったのかなと。

まあ、いくら注意したところで、ローリングスタート時に追い越す人は追い越すと思いますし、何言っても守らない人は守らないとは思いますが、「5列でローリングスタート」とか決めるくらいにしても良かったのかなと思います。

 

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(5/23 3:00 追記)コメントで指摘がありましたが、ローリングスタートを止めたほうが良い、という話はしておりません。結果的に危険であったという印象なだけであり、ローリングスタートをするのであれば、もっと改善点があるのでは?というお話です。

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そもそもの話ですが、試走の時間を設けてないことが、個人的にありえないと思うのです。(スケジュールにそんな時間はありませんでした)

コーナーは狭いところもありますし、初見では普通に危ないと思います。

普通、今まで参加したレースは「必ず試走してください」っていうアナウンスされていたので、試走出来ないのはどうなのかと。

個人で試走してた人もいらっしゃるとは思いますが、私はちゃんとスタッフに「試走出来ますか?」と聞いており、ローリングスタートで対応してください。と言われております。

 

また、落車後、すぐに軽トラックで自転車の回収には来てくれたのですが、人にいたっては、私がこのまま歩いて戻ればいいですか?と聞くと、「救護車がくるから待っていて」といわれて、放置。

30分近く待たされても救護車は来ず、自転車回収の軽トラに乗せられて救護場所まで行くことになりました。

(そこでは、スタッフの人が、落車は技術がないから起こるんだ。巻き込まれは起こるものだ。と力説しておりました。もちろん、間違っていない話ですけど。)

 

その後も、重傷者優先の治療なのは全く問題ないですが、軽症者は自分で治療を行い、すぐ解放されるのかと思いきや、名前を控えるから待っててくれといわれて、長らく放置。

こちらから「何待ちですか?」的な話を持ちかけたら、やっと名前を控えてくれて、解放される。

しかも解放され、歩いて駐車場に戻っている最中に、救護車が動いたらしく、残っていた人は車で駐車場へ送ってもらっていました。

 

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とまあ、本当に危険なレースだったということを、報告しておきます。

他のクラスで落車が起きているかは知らないのですが、どうやらTwitterを見る限り、ビギナーでも落車があった模様で、運営は何もしてくれなかったと書いている方もいますね。

 

公式からは下記のTwitterから報告があるように、多分あんまり問題視してなさそうな雰囲気もありますが、初心者の方はこのレースは対策がされない限り、おすすめ出来ないレースなことは確かです。

 

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(2019/10/16 追記)

LinkTOHOKU様から事実誤認と直接ご連絡いただきまして、関わっていたのは当初はタイム計測のみ委託されており、序盤のトラブルから中盤以降に善意でヘルプに無償で入ったとのことです。

公式という言葉が、「主催」と捉えかねないことからのご指摘でした。

JCRC主催なことは当時から私はわかっていましたので、事実の誤認はなく、公式に関わる団体が、という意味で使用していたつもりでした。

主催と捉えられてしまったら、申し訳ございませんでした。

Link TOHOKU様は「主催」ではありません。

 

「公式」という言葉の表現の捉え方の問題でしたので、双方の主張を記載しておきます。

当初タイム計測のみ関わる予定の団体だとしても、関わる団体が当時上記のツイートをしたことは事実ですし、それを見たときの下記の気持ちは変わりません。

その気持ちはLinkTOHOKU様からも理解していただいています。

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初心者、初レースの人を大歓迎、という名目で人を集めておきながら、そのクラスで結構な人数の落車があったのに、こういう書き方なのはなんとなく違和感ではあります。

 

大前提、落車などは起きるものですし、自己責任ではあることはもちろんです。

ただし、この道幅の狭さでの大人数募集(特に初心者クラスでもこの人数)、試走時間を取っていない、初心者歓迎と募集しておきながら講習会などもない、そして運営は危険を理解しているなか、

https://www.link-tohoku.co.jp/single-post/miyoshi-criterium-entrylist

 

回避するための最善策はもっと取れたのではないかなと思うこともあり、第一回なのでもろもろ運営がうまくいかないのは理解できますが、仕方ないわけではないので、今後参加される方に対して良い情報になればとおもい、ちゃんとしっかり状況を書いておきます。

 

この書き込みに問題があると思った方はご連絡ください。

事実を元に、一般的な感想や意見を上げたつもりですが、私の主観なので正当でない意見が入っている可能性も多分にあるため、ご指摘いただければその部分を訂正したいと思います。

あくまで、これは今後参加する人への参考になればと思って記事を作成しているので、参考にならない部分、客観的におかしい部分などは訂正して、ちゃんと今後のためになるような記事にしたいと思いますので。

 

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正直、かなり危険ぽいとおもっていたので、前になるべくいようとチームメイトの一緒に出たミゾさんとも話していたこともあり、このことが起こるのは、分かっていたことではありました。

(ちなみにミゾさんは7位。早い段階から単独逃げ試みましたが、最後の最後で吸収されたみたいです。私と二人で逃げれば、結果は違っていたかも?と自分の落車を悔みます) 

 

分かっていたのにローリングスタートで番手を下げてしまって巻き込まれたのは私の責任ですし、そもそも危険なレースなんじゃないかと予想していたのだから、出場しなくても良かったわけです。

 

そもそも危険だと思われるレースには出ない。

そういう回避方法も、必要なんだなーと、かなり実感しました。

 

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早速CANYONのクラッシュリプレースプログラムを申請しました。

こちらは進捗があり次第、また書きますね。

 

前輪はスポークが折れているのは3-4本ですが、全体的に傷ついているので、全取っ替えになると自転車屋で言われ、4万くらいかかるとの見積もり。

そもそも前後で8-9万で買ったものを4万で修理かー、と思い、前輪は後輪にくらべて剛性等はあまり関係無いはずなので、リムの重さが似たような感じで完全チューブレスのSHIMANOのWH-RS700-30の前輪だけ買おうかなと思ってます。

 

日本でも3.3万円で買えるし、PBKならクーポン合わせると3.1万くらいで買える。

後輪なら修理考えたけど、前輪なら、これでいいかなーなんて思っております。

 

昨日は落車後精神的に辛かったので、mogさんといろいろお話して気を晴らす。

こういうとき、チームメイト等のお話出来る相手がいるといいですねー。

ものすごく助かりました。

他のチームメイトにも心配かけたので、なんとか元気に復帰したいところです。

 

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腰の痛みがヤバそうで(特定の力を入れるとかなり痛む)、いつ自転車復帰できるかなー。

今週末のTOKYOヒルクライムのNARIKIステージは、厳しい可能性出てきましたね。

富士ヒルは出れるかしら。

 

ああ、クリテの苦手意識が更に加速しそう。

 

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<使用機材>
自転車:CANYON AEROAD CF SLX (死)
パワーメーター:GARMIN Vector2S
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(5/23 3:00 追記)

コメントをいくつか戴いたので補足。

まず、私が落車に巻き込まれたから、怒りに任せてこの記事を書いたつもりはなく、たとえ落車に巻き込まれなかったとしも、また落車が起きなかったとしても、かなり危険は印象であったことは書いていたと思います。

以前、こんな記事も書いており、様々な人が楽しんで自転車に乗るためにも、いろいろ危険なこと等については自ら発信していきたいという気持ちがあります。

 

s7herbs.hateblo.jp

 

私もライディングスキルはまだまだかなり下手な分類です。

至らないところもありますし、悪いところはどんどん改善していきたいと常に思っております。

ただ、ライディングスキルのない人がレースに出ることもありますし、かなり手練の方でも落車することもあります。

いろんなレベルの方、またレースの主催が最大限に配慮した上で、落車が起こるのは仕方ないことだとは思いますが、最大限の配慮が出来ていないのであれば、その人達は常に反省して改善していくべきだと思います。

何が悪かったかなどを分析して、すこしでも安全に色んな人が楽しめる環境を作れればと思っているがために、ネガティブな情報でも、あえて発信しているというこをとご理解いただいて読んでいただけますと幸いです。

批判は客観的視点を持ち正当性のある意見を積極的にしていきますが、誹謗中傷をするつもりはありませんし、ならないように心がけます。(そうなっていたら、是非ご指摘ください!)

 

こうして複数の人からコメントが来ていることで、議論等が出来、より安全に自転車が楽しめるようにしていく一歩になっていると思うので、この記事を書いてよかったと思います。

 

引き続き、何かございましたらコメントをして頂けますと幸いです。
問題がある部分などについては、修正、訂正、追記等していきます。