陰キャのネオニート(元)が、ロードバイクトレーニングを記録するブログ

適当に出るレースに向けて、ローラー台を使用したZWIFT中心のパワートレーニングをしていきます。

新社会人にすすめたい、働くにあたって読んでほしい漫画・ライトノベル

今回自転車は一切関係ありません。

通勤でかろうじて乗れてますよ。膝は全然駄目です。

 

そろそろ4月ということで、入社シーズンですね。

私の勤める会社には、新卒採用という概念がまったくないため、全く関係ありません。

少人数メーカー系ベンチャー企業なので、新卒取るとかいう話ではありません。

逆にメーカー未経験の私のようなアラサーを中途採用(昨年夏、アルバイトとして入社、今年から正社員)してくれる、心の広い会社でもあります。

 

いまでもよく雇ってくれたなと思いますねー。

今までの業界、全く違うことやっていたかつ、1年弱ニートのような状態であった私を趣味が高じただけで雇ってくれる(しかもその趣味すら入社ちょっと前に始めたに等しい)なんて素晴らしい会社です。

そもそも雇われるなんて新卒で勤めた会社以来ですよ。(しかも一年で辞めた)

普通の会社だったら絶対雇ってくれてない。

 

そんな私が、新社会人にすすめたい、働くにあたって読んでほしい漫画・ライトノベルを紹介します。

 

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『いいひと。』(完結)

 

最終兵器彼女』で有名な高橋しんの最高傑作だと思っている社会人漫画。

って、新社会人は『最終兵器彼女』っていってもわからないですよねぇ。。。

 

本当に、これは新社会人や会社務めにマンネリを感じている人に読んでほしい。

「働く」こととはなんなのか、やりがい、楽しさ他、すべてが詰まってます。

 

作品自体は90年代ですが、内容自体は全然古臭くありません。

「男女格差」「過労死」「震災」「リストラ」他、現代でも通用する内容。というか現代につながる内容の先駆けみたいなところがあります。

ただ、どれも重く描かれることなく、あくまで真摯に、真面目に、楽しく描かれてます。

 

内容は、ただ「いいひと」である北野優二が、会社に対して悩む人達と一緒に仕事して、その人達の悩みを共に解決していくというもの。

こう書くと、北野優二は上司的なポジションに見えますが、最初は就職面接から始まるので、そんなことはありません。3年目で終えます。3年とは思えないほど濃密ですが。

 

そんな新米社員である、北野優二に関わる上司や先輩、もしくは後輩が、彼に触発されて変わっていく感じです。

熱血で解決!などではなく、そのときそのときについて「真摯」に向き合い、解決していきます。

 

全26巻ですが、一章あたり4巻程度なので、テンポよく読めます。

本当に面白い。

こんなに「働く」ことに対してワクワクする作品は他にありません。

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なれる!SE』(完結)

 

未経験から始める新社会人インフラ系SE桜坂工兵が、ロリ鬼上司である室見立華とともに成長していく熱血ライトノベル

最初は、まあ典型的なブラック企業に入社してしまった主人公がそのブラックさに苦しみながらも働くことのやりがい、楽しさを覚えていく。

というところから始まりますが、それから昨日の敵は今日の友とばかりに、まるでジャンプのように戦った相手を仲間?を増やしていき、一大勢力を築いていきます。

その敵は基本的に女性なのは、ライトノベルのご愛嬌です。

 

社会人ライトノベルではありますが、展開は少年漫画的なノリなので、かなり燃えます。

そして少年漫画並に主人公の能力がインフレしていきます。

とはいえ、超能力などを使うわけでなく、普通に社会人として優秀になっていきます。

ただし、SEとしてスーパーエンジニアになるってわけではありません。

むしろエンジニアとしては真逆の方向に才能を伸ばしていきます。

 

そのため、最終のオチは若干疑問が残る点はありますが、基本的にそれ以外は「どうやって仕事を解決(戦う)していくのか」というところに終始熱い展開で読めます。

 

実際の会社事情も、こういう少年漫画的に戦えたらいいんでしょうね。

その気持ちが実際にも必要なのかもしれませんね。

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NEW GAME!!』(連載中)

 

今日も一日がんばるぞい」で有名な作品ですね。アニメにもなってます。

日常系ゆるふわ4コマ漫画と思いきや、結構普通に正統派社会人漫画です。

主人公、涼風青葉キャラクターデザイナーとして成長していく作品。

 

漫画で泣いたのはこの作品が初めてかもしれません。

読んだことがある方は、多分どこで泣くんだってお思いでしょうけど、私にとってめっちゃ泣けるワンシーンがありました。

登場人物は仕事に対して真摯に向き合い、それゆえに悔しい思いも、嬉しい気持ちも生まれているわけですね。

 

この作品は、ゆるふわな雰囲気で展開されるので、スルーしがちですが、ゲーム会社らしく登場人物かなりハードワークをこなしています。

でも、それができるのはやっぱり仕事に「やりがい」があるからでしょう。

 

全員女の子なのは、まあこれもご愛嬌という感じです。

男なんていても、むさ苦しいだけですからね!

可愛い女の子が、ゆるふわ過ごしている姿だけでも楽しいですし、仕事に向き合う姿もまた楽しい。

ゆるふわしつつ、意外とギスギスしたりしてるのも、また楽しい。

でもそこまで重くないのもまた良い。

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あんまり具体的なストーリーを書いていないので(読み直す気力がない)、この記事を読んでも何が面白いか全然伝わらないと思いますが、とりあえず面白いのでおすすめしておきます。

どの漫画も「働きたい!」と思えるような作品。

 

3作品に共通していえることは、どれも与えられた仕事をただ無意味にこなすのではなく、自らその内容に真摯向き合い、自分の仕事を作り出し、自らの責任を持って仕事をしているところにあります。

 

これ、現実世界でも一緒だと私は思います。

仕事って、自分の責任を持ってやるものほど面白く、自分に責任がない状態のものほどつまらない。

その責任は大小ではなく、自分がどうその仕事に関わるかという姿勢が問われます。

 

どんな些細な仕事でも、自分の中で創意工夫して責任を持つと、とたんにつまらないと思われる仕事も面白く見えるものです。

 

アラサーの私が仕事を語るのは早いかもしれませんが、今の私はそんな風に思っている次第です。

とはいえ、私が常に仕事に真摯に向き合えているか、というと漫画やライトノベルみたいにうまくは行かないものです。

最近はモチベーション下がりっぱなしです。

 

そんな中、これらの作品を読んで、モチベーションを取り戻して、これからも真摯に仕事と向き合いたいものですねー。

 

私のモチベーションが下がっているのは、正直仕事に対してというよりは、自転車にしっかり乗れていないことに対する、生きることへのモチベーションの低下が原因な気もしていますが。

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1ヶ月ぶりの更新は自転車関係ありませんでした。

右膝の調子についてはそのうちまた書きます。